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2009.10.08

カメラマン横浪修氏の写真展、
「100Childlen」が開催。

フィガロジャポンをはじめ多くのファッション誌や広告などで活躍中のカメラマン、横浪修氏の写真展が南麻布のギャラリーで開催中。

タイトルは「100Childlen」。4歳を中心にした女の子たち100人のポートレートだ。彼女たちはみな、同じ場所で同じ光のなか、同じ服を着て、首に丸い何かを挟んで、首を傾げている。正面を見据えた表情はまさに100人100通り。そこには、年齢を超えた存在感があり、おそらく成長しても持ち続けるだろう、個々のエッセンシャルな部分が浮き上がって見えるようだ。シャイな横浪さんに今回の展覧会について、インタビューした。

091006y_2.jpg 100人のポートレートを集めた写真の前で、カメラマンの横浪修さん。

Q:女の子たちがみな、首と肩の間に丸いものを挟んでいるのはなぜですか?

A:真っ直ぐに立ち、ものを挟んでもらうと、緊張感が出るんです。それを強制することで、個性が出る。首を傾ける行為は愛嬌がありますし。

Q:それが果物なのは?

A:丸くて、挟みやすいもの、子どもと相性がいいものだからです。日本人の女の子の肌の色に似合う、果物を選びました。

Q:桃、赤リンゴ、青リンゴ、デコポン、そして赤キャベツに丸ズッキーニまで!子どもたちのグループによって、挟むものが違っているようですが?

A:顔立ちやキャラクターで、どの果物や野菜が合うか直感的に決めさせてもらいました。やや肌の色が濃くて、目がぱっちりした女の子には青リンゴが似合うかなとか。今回は、きっちり100人撮影しました。選ばないことで、平均を捉えられるかなと思ったんです。

091006y_1.jpg

Q:4歳を中心にしたのは?

A:僕の一番下の子どもの友だちが多いんですよ。小学生くらいになると、女の子は自分がどう撮られるか意識しはじめるようです。4歳くらいだと、無意識の奥底でかすかに意識しているというくらい。ここに、強さを感じました。女の子たちの数が増えれば増えるほど、並べれば並べるほど、個が際立ってくる。意外性の多い撮影でした。

横浪さんらしいユーモアとかわいいものに対する感覚。そして、コンセプチュアルな視点に基づいた写真展は、今月末日まで。南麻布の緑に囲まれた、静かなギャラリーへぜひ、足を運んでみて。自分の子どもの頃とそっくりな、懐かしい瞳と出会えるかも!

091006y_4.jpg 同名の写真集も発売。いとうせいこう氏からの寄稿も。\3,990 問)UTRECHT(ユトレヒト)tel 03・6427・4041

横浪修展「100Children」
会期:10月2日~31日
時間:11時~19時(月~金)、11時~18時(土)
休み:日曜
場所:EMOM PHOTO GALLERY
東京都港区南麻布5-11-12 Togo Bldg,.B1
Tel:03・5793・5437
www.emoninc.com/

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