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2009.04.08

パリ、現代のデザイン展を
ギャラリー・ラファイエットにて。

icon_paris.jpg 大村真理子の今週のPARIS

ギャラリー・ラファイエット。モードのお買い物だけの天国にあらず。その長い歴史をひもとくと、現代デザインと共に歩んでいるデパートであることがわかる。ピエール・ポーラン、シャルロット・ペリアンたちが有名になる以前から、ギャラリー・ラファイエットは彼らに仕事を依頼しているのだ。未来を担う優れたクリエーターを支援するその姿勢は、今もかわらず。ラ・ギャルリー・デ・ギャルリーというスペースを設けて、家具やデザインの展覧会を開催している。

デパートの2階、ヴィトンの売り場を目指せば、このスペースに行きついたも同然。その脇の星がきらめく黒いトンネルを抜けると、その奥がラ・ギャルリー・デ・ギャルリーである。デパートのクリエーションに対する視線は、目下コンテンポラリー・デザインへと向いていて、5月30日まで、ディディエ&クレマンス・クレントゥスキー夫妻のコレクションを展示中だ。

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この分野におけるフランスの先駆的コレクターとして知られている夫妻が30年かけて集めたコレクションから、ロン・アラッド、ジョー・コロンボ、ローナン&イーワン・ブルレック、マルタン・ゼケリー、マーク・ニューソンなど50名のデザイナーによる164点をセレクション。

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テラス、リヴィングルーム、オフィスとテーマを設けた6つの空間にそれらがセッティングされ、クレントゥスキー夫妻がいかにデザインを生活にとりいれて過ごしているかが手にとるようにわかる。テーブル、ランプ、マット、鏡......色、素材、時代もまちまちなデザイナーの作品がしっくりなじみあい、あるいはぶつかりあい、空間に調和とエネルギーを生み出している。

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若いデザイナーの発掘、支援に情熱を傾ける夫妻は彼らの創造と工業界を結びつける仲介エージェントとして活動しつつ、10年前にデザイン作品を展示するギャルリー・クレオをオープンした。今もコレクションを続ける夫妻。ラ・ギャルリー・デ・ギャルリーの展示はそれゆえ、「今日は昨日より多く、明日よりは少ない」と題されている。このデザイン界の縁の下の力持ちに、スポットライトをあてた展覧会、買い物ついでにぜひ覗いてみて。(PHOTOS:Fabrice GOUSSET)


La Galerie des Galeries ラ・ギャルリー・デ・ギャルリー

Galerie Layfayette
40, boulevard Haussmann
75009 Pairs
tel 01 42 82 81 98
開)11時~19時(木は21時)
入場無料
休) 日


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