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2009.07.09

「建築家 坂倉準三展」で、モダンデザインの真髄に触れて。

「建築家 坂倉準三展――モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン」がパナソニック電工 汐留ミュージアムで開催されている。

house2in1.jpg(左)芸術家、岡本太郎のためにデザインされた住居兼アトリエ。現在は岡元太郎記念館として公開されている。(右)現在販売されている低座椅子の原型ともいえる小椅子。優美な曲線の背と座をつなぐ直線的で繊細な板脚が印象的。

日本のデザイン史において重要な役割を果たした坂倉準三氏は、1929年渡仏、2年後からル・コルビュジエのアトリエで働き、パリ万国博覧会日本館でグランプリを受賞という輝かしい経歴の持ち主。帰国後は日本におけるモダニズムの先駆者として現代建築をリードするかたわら、ミラノ・トリエンナーレの日本の参加への道を切り開き、日本のデザインを世界に発信。現在でも岡本太郎記念館や新宿駅西口など、彼の代表的な作品が日本のあちこちにあり、人々の生活にそっと寄り添うように息づいている。

この展覧会では彼が手がけた住宅の大扉の原寸大再現やイスの意匠の変遷、図面、写真、模型、映像などを展示。坂倉準三の住宅、家具、デザインの仕事が立体的にわかる内容となっている。

日本家具独特の落ち着きとコルビュジエのモダンさ、そして北欧家具のようなほっこり感をミックスした坂倉ワールドに触れれば、デザインの新たな魅力を発見できそう。

「建築家 坂倉準三展――モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン」
会期:7/4~9/27
会場:パナソニック電工 汐留ミュージアム
入場料:一般700円
Tel 03・5777・8600
panasonic-denko.co.jp/corp/museum
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