2009.08.19
ヴァンドーム広場に輝く、
シャネルの太陽。
7月6日から3日間、オートクチュール・ショーが開催された。最高の品に目のない女性たちが、世界中からパリに集まる時期である。カール・ラガーフェルドは会場のグランパレに設けたステージの中央に香水N°5のボトルをかたどった巨大なオブジェを置いて、シャネルの秋冬クチュール・コレクションを発表した。
そして、ヴァンドーム広場にあるシャネルのファインジュエリー・ブティックではハイジュエリー コレクションがお披露目された。今回の主役はダイヤモンドで、その輝きがブリリアント・カットやバゲット・カットによって最大限に引き出されている。さながら光の彫刻!ということから、テーマは"ルミエール(光)"。
N°5のボトル・ストッパーをかたどったブロックを積み重ねた会場。
ヴァンドーム広場の塔がジュエリーの展示の後方にそびえる。
そのクリエーションは、1932年にココ・シャネルが邸宅で発表したダイヤモンドのジュエリーのエスプリを継承している。このとき彼女をインスパイアーしたのは、天空とクチュール。この新作においても、太陽、リボン、フリンジなどがダイヤモンドによって、美しく表現された。類まれなる職人の技術が駆使された一点物の数々。"これ、いただくわ"と誰かがいう前に、プレス公開されたので、ここに贅沢な輝きの一部をご紹介しよう。
腕時計"プルミエール"のフェイスは、広場の八角形。18Kホワイトゴールド製。ブリリアント・カットのダイヤモンド合計が3カラット、バゲット・カットのダイヤモンドの合計が1.5カラット。黒い部分はオニキス。C)CHANEL
リボンのブローチ。中央は2カラットのオーバル・カットダイヤモンド。リボンの縁にステッチ風に使われているのは、745個のブラックダイヤモンド。C)CHANEL
会場の周囲を囲むのは、レゴのように積み重ねられた150,000個のブロックで、まるで光の塊のよう。その上に展示されたダイヤモンドのジュエリー。フェミニンなカーブを描く繊細なブレスレットやブローチが広場からの光を受けて、気高く、気品あふれて輝いていた。
ビザンチンクロスをモチーフにしたカフ。18Kホワイトゴールド製。
ソレイユ(太陽)のブローチ。プラチナ製。1932年に発表された作品の復刻デザインについては、当時同様にプラチナを使っている。
