2009.09.15
ティラ マーチ旗艦店が青山にオープン。
デザイナー、タマラ・タイシュマンにインタビュー。
パリ発のバッグブランド「ティラ マーチ」の世界初となる旗艦ブティックが8月29日に青山にオープンした。ニコル・バグワナさんのブログでも紹介されているとおり、オフホワイトとパウダーピンクを基調にした広々とした店内で、デザイナーのタマラ・タイシュマンさんにお話を聞いた。
『フィガロ』のおしゃれスナップでもおなじみのタマラさん。写真を撮られているときの気分は?「Bien!(最高!)」
Aoビル内にティラ マーチ1号店をオープンしたのは4月のこと。
たて続けに、しかもパリにもない旗艦店を同じ青山エリアにオープンしたことを聞くと「パリを歩いていると、日本のファッション誌によく『スナップ写真を撮らせてください』って声をかけられていたの。だから、自分のスタイルは東京の女の子に受け入れられるって確信があった」という。
フランス版「ELLE」でファッションエディターとして活躍するタマラさん。
彼女が手掛けたのが洋服ではなく、バッグやシューズだった理由は「そのふたつがスタイルを最終的に決定づけるものだから。たとえばシンプルなTシャツとジーンズ姿でも、バッグとシューズのチョイス次第で印象ががらりと変わるでしょ?」
クリエーションにあたっては「どこかのブランドと似ているといわれるのも不本意だし、これがトレンドです、と押し付けることもしたくない」ときっぱり。モードの最前線にいながら、それとは違うアプローチを心がけているというのだ。
「おしゃれな人は、"センスのよいものを選ぶ力"に長けていて、その力をうまく使って自分独自のスタイルを確立している。スタイルを作り上げるラストタッチに選ばれるデザインを目指している」
いちばん楽しいのは、クリエーションの過程だというタマラさんにとって、プロトタイプが自分の納得するパーフェクトなものになったときの気分は格別なものだそう。今後はスカーフの展開を予定していると教えてくれた。きっとそれは、とびきりファッショナブルなパリジェンヌならではの、おしゃれのエッセンスがギュッと詰まったものになるはず。
