2009.04.30
パリの犬。あなたは、
オノレ派?それともポンポン派?
フィガロジャポンでおなじみのイラストレーター、イリス・ドゥ・ムーイから犬の新しい本を出した、という連絡が来た。彼女がこれまで何冊かで登場させたオノレ君かと思いきや、新種! 今度の主役はボクサーで名前はポンポンという。ちなみに子供のころ、彼女はボクサーを飼っていたのだそうだ。
この新作「僕の犬、ポンポン」(写真上下)は犬と小さな飼い主との間に起きる、どことなく心温まる出来事を描いている。このポンポンという名前は、イリスが昨年陶器を展示販売した画廊ル・プティ・アトリエ・ドゥ・パリのオーナーが飼っている柴犬の名前。彼女はそれが気に入ったので、飼い主からきちんと許可を得て、こう命名したそうだ。なお、すでにポンポンの次回作の出版が予定されている。ちなみにタイトルは「ポンポンのリンゴ(ポム)」。
さてオノレはというと、種類を限定できない。なぜならイリスの想像から生まれた犬なので。ウサギと間違えそうな、おそろしく長い耳が特徴である。生みの親イリスの言葉をかりると、オノレはいたずらっこで、少しばかり自己中心的な犬らしい。といっても、オノレ君の名前は「己」からきているわけではない。彼は2006年にフィガロジャポンが別冊エルメス特集を出したときにイリスがこの世に送りだした犬で、エルメスがサントノーレに本店を構えていることに由来しているのだから。
イリスは彼を主人公にとても可愛い組立て絵本「オノレの家」(上下)を昨年出版した。絵の中の窓や扉をあけるとオノレが顔をだしたり、おまけにステッカーがついていたり......。子供向きなので、フランス語初級クラスの日本人が家関連の単語やちょっとした文章を覚えるのに役立ちそう。オノレの次の本は、ファッションがテーマとか。これまた楽しみ。
l`Ecole des loisirs出版 www.ecoledesloisirs,fr
「La maison d`Honoré」 (オノレの家)
Naive出版
www.naive.fr
